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昨晩はめいいっぱい泳いだけれど、昼間のんびりしていたので、今朝はシャッキリと5時すぎに目覚めました。せっかく目覚めたのだから、そうだ、桜の独り占めをしに行こうと、ベットからすり抜けて、朝の空気を体中にいきわたらせながら、近所の公園まで歩いて行きました。
　　実は、昨晩プールの帰りに一回りして桜を観たのだけれど、夜桜見物の居残り組のビールの匂いで台無し。でも、今朝の桜は、ほんとうによい香りが鼻をくすぐりました。ああ、こんな季節があるから、この花が咲くから、生きていられるような気がする。

　午前中は、自己に課した勉強。午後からは、来週を乗り切るための準備など。明日が始まると、仕事�@、仕事�Aのほかに、プライベートなこともあったり、自分の習い事もあったり、水泳指導もあったりで、17日までは休日がないのです。ここでしっかり準備しておくかどうかが、うまく乗り切れるかということにつながりますものね。

　　夕飯は、6年前と同じ、母のお誕生日に作ったコロッケを作りました。じゃがいもを茹でるところから。あのとき、母は、とてもうれしそうに、「あなたの作ったコロッケは、とても美味しいわ。」と言ってくれました。そうか、じゃがいもを粉ふきにすればいいのね、って。今考えたら、料理学校で助手までした母が、そんなことを知らないはずないのに。このところ、母のことで悲しくて泣くということはほとんどありませんでしたが、今日は『どうして、ママ、ここに居ないの？』って思ったら、悲しくて仕方ありませんでした。悲しすぎる。

　夜、ちょっと用があって、出て、近所の公園の桜を観ながら歩いていたら、桜の小さな花びらの隙間から、一つだけ星が見えました。その星は、わたしを見てる、そんな気がして、また、そうあって欲しいと願った晩でした。

　友人がプレゼントしてくれた、生ワイン、昨晩泳いだあと、いただいてみました。少し発砲して、さわやかで、心にしみいりました。母もきっとこんな味のワインがすきだったろうなと思って、今日は母と一緒に。ママに会いたいなぁ。