慣れない生活
2007-09-29


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やっと、やっと、今日いちにちが終わりました。

実は、この一週間ほど、それこそ、体育会系のようなところで、毎晩2時間もみっちり泳いでいました。何度、場違いなところに来てしまったと思ったことか・・・・・・。夜7時〜9時まで、千駄ヶ谷の東京体育館のプールです。

自分が放棄しない限り、遅刻も欠席も早退も許されず、指導員の先生方も、服を着ているときと違い、いったん水着になると、それこそ、『こち亀』のバイクに乗った本田さんのようになってしまって、モー、怯(ひる)みました。

そして、練習後は、ろくにシャワーも浴びられず、従ってシャンプーも何もかもできないまま、総武線に乗り、日比谷線に乗って、夜な夜なあやしい濡れ髪のまま、帰って来ています。髪からボタボタ垂れる水をセームに吸わせながら電車に乗ってる人間なんて、わたしぐらいなモンです。あと、一週間余り続きます。

今回、体育会系を、ほぼ初体験といっていいわたしは、高校時代に体操部に所属していたことがありますが、週3回の練習日があったにもかかわらず、出ていたのは週1回あるかないか。遅刻も早退も無断欠席もオッケーだったこのクラブ。そもそもクラブ活動自体に、積極的でない高校にいたので、それこそ歯をくいしばって、体育会系をしたことがありません。そういうのを経験したのは、運転免許をとるために、教習所に通ったころでしょうか。昔の教習所は、そういうところでした。

さてさて、そういうわたしみたいな、間違えて、場違いなところに来てしまったという人も63人のうちには数人いて、毎晩、練習が終わって、虚脱し呆然(ぼうぜん)とした状態で、駅に向かいながら話しています。

『とにかく、明日も来ようね。』

 ・・・・・・つまり、わたしたちみたいな人間にとっては、欠席しないというのが、ささやかな目標です。

今年の十五夜の月は、そういう練習初日に、観ました。東京体育館のメインアリーナ上に浮かぶ月。携帯で撮ったので、よく写っていませんが。
う〜ん、これが中秋の名月ねぇ・・・・・・?これを撮ったときは、漠然とした不安を感じながらも、こんなに大変な練習は予想していませんでした。この晩から、強化合宿のような苦しみが始まったのです。
[スイミング]

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