文化の日は音楽でしめくくり
2006-11-03


今日の午前中は、プールへ行きました。今日は軽い頭痛で、しかも祝日でレッスンクラスがなかったのですが、昨日は行かれなかったので、ここで泳いでおかなければ、きっと後がキツくなると思ったので。プールでは友達に会い、一緒に泳いでいたのですが、わたしは根性ないので、自主的に泳ぐとなると、どうもめげてしまい、たぶん500メートルも泳がないうちにプールから上がってしまいました。今日はどうもヤル気がでない。今日は身体がだるくてしょうがなく、着ている水着は、ヤル気のない水着。というわけで、プールサイドにいらっしゃった、F先生の隣に座って、おしゃべりしていました。F先生とは、楽しくおしゃべり。(←あくまでも、わたしは。)若くて素敵でかわいらしい彼女は、わたしがこれでもかという勢いで、ついおしゃべりしてしまったのですが、ずっとニコニコ聴いてくださいました。そして、最後に、おしゃべりばかりしてしまって、ごめんなさいと言ったわたしに、『いいえ、わたしも楽しかったです。』と思いやりのある一言をくださいました。そういうところも、素敵な人だと思いました。

夕方から、うちに教えに来てくださっているピアノの先生が出演する音楽会へ。葛飾区の“かつしかシンフォニーヒルズ”というところで、電車で行ってもよかったのですが、今日は終わってからお酒を飲みたくないなぁという感じだったので、車で行きました。ジャンルの違う5組の声楽・演奏者たちが競うという、わたしなどには、何を基準に競うのかわからない、一風変わった音楽会なのでした。講評の先生が決める奨励賞のほかに、オーディエンスが決めるオーディエンス賞がありました。わたしの先生は嶋貫美智代(しまぬきみちよ)さんという声楽家です。今日はベルディのオペラ『運命の力』から、「神よ、平安を与えたまえ」と、プッチーニのオペラ『トスカ』から、「歌に生き、恋に生き」でした。両方とも悲劇的なオペラで、わたしは先生の歌う「歌に生き・・・・・・」が好きでしたが、今日のベルディの歌も、感情移入して、涙がでてしまいました。最近はやりのトゥーランドットもいいけれど、またベルディのオペラをひとしきり鑑賞してみたいと思いました。そしてもうひとつ。わたしにも、歌を聴いて、心をゆさぶられるという感覚が少し戻ってきたようで、何となく嬉しい気持ちになりました。ここ数年、音楽を聴いても、すばらしい絵を観ても、以前のように感動する心の余裕がなくて、無味乾燥に思えていたのですが、これもプールで日常のいろいろを発散させることができている効果でしょうか。(何でもプールの効果にするわたしを、友人たちは笑うのですが。)

結局、わたしの先生は、奨励賞を受賞し、かつしかシンフォニーヒルズのアイリスホールをまる1日利用できる権利を獲得しました。コンサートをすることになるから、今度は先生の歌だけを存分に堪能できるわけで、それがまたとても楽しみです。

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